広報が押さえるべき“伝える美しさ”の本質~広報が知っておきたいデザインとアートの境界線

シバサキ
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1年で資料請求数を7倍に!小さな企業の集客をサポートする、シバサキカホです。
実際に問合せ数を増やしたOL時代の経験を元に、一人広報さんの支援をしています。

SNS投稿・広告・チラシなど、“おしゃれ”なのに反応が薄い…そんな経験はありませんか?

それは、「アート(表現)」と「デザイン(伝達)」の境界があいまいになっているからかもしれません。

広報に必要なのは、“伝わるための美しさ”。
見た目の良さよりも、「誰に・何を・どう伝えるか」の設計こそが成果を左右します。

この記事では、デザイナーさんに依頼するときにも是非知っておきたい、“デザインとアートの違い”を分かりやすく解説します。

 

デザインとアートの決定的な違い

アートとデザイン。どちらも「クリエイティブ」という言葉で括られがちですが、その目的と評価の基準はまったく異なります。

種類目的評価軸広報での扱い方
アート感情・思想を表現する自由・独創性個性やブランド世界観を魅せる
デザイン相手に正しく伝える機能性・伝達性行動を促す(理解・共感・行動)

 

アートは「自分の中にある感情や思想を表現するもの」。
そこに“正解”はなく、見る人が何を感じるかが作品の価値になります。

一方でデザインは、「相手に正しく伝えるための設計」。
目的があり、結果として“伝わったかどうか”で良し悪しが決まります。

シバサキ
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ひと言で表せば、アートは心を動かし、デザインは人を動かす。

 

広報で大切なのは「アート」と「デザイン」の使い分け

広報・広告の現場では、どちらも必要です。
「印象を残したいとき」はアート的要素を、「行動を促したいとき」はデザイン的要素を強める。

このバランス感覚が“伝わる広報物”をつくる鍵になります。

例えば、ブランドの世界観を伝えるためのキービジュアルには“アート性”が必要ですが、資料請求ボタンやキャッチコピーの配置には“デザイン思考”が欠かせません。

 

シバサキ
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“デザイナー=絵が描ける人”と思われがちですが、実はそうとは限りません。

実は、デザイナーにもタイプがあります。
アート(描く)を得意としない人でも、情報設計や視覚的導線の設計に長けたデザイナーは多くいます。

逆に、アートが得意でも、ポスターのビジュアルは圧倒的に美しいのに、前衛的すぎて裏面の料金表や説明部分がお客様には分かりにくいものだった…。なんてこともよくある話。

シバサキ
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ミスマッチにならないよう、依頼前に“どちらが得意な人か”を見極めることが大切です。

 

広報に活かす「アート思考×デザイン思考」

  • アート思考: 感情に訴える・印象を残す・独自性を出す
  • デザイン思考: 整理する・伝える・行動につなげる

アート思考が“心を動かす力”だとすれば、デザイン思考は“行動へ導く力”。
どちらか一方では、伝わりきりません。

広報の仕事は、単に見せるだけではなく「相手の記憶に残す」こと。
そこで重要になるのが、“感性 × 構造”の掛け合わせです。

 

  • 感情を動かすコピー × 直感的に読めるレイアウト
    →「共感してもらえる言葉」を、「読みやすい形」で届ける。
  • 印象的な写真 × シンプルな構成で理解を助ける
    →“雰囲気で惹きつけ、構造で納得させる”。

このように、感性(アート)で惹きつけ、構造(デザイン)で伝えることができれば、一瞬で通り過ぎられてしまう情報の中でも、相手の記憶に残る発信になります。

「デザイン」と聞くと、多くの人が色・フォント・レイアウトなどの“見た目”を想像します。
ですが、本来のデザインとは情報を整理して、伝わる流れをつくること

つまり、見た目の美しさは“結果”であって“目的”ではないのです。

シバサキ
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「読む人が迷わない」「知りたい情報にすぐ届く」「印象がすっと残る」
それが“伝わるデザイン”です。

読みやすさ行間・文字サイズ・段落の余白などで、読む負担を減らす。
視線の導線タイトル→画像→本文→ボタンといった自然な流れをつくる。
理解のしやすさ情報をグルーピングして、パッと見で内容が整理されている状態。

この「流れ」が整っているかどうか。それが、伝わる広報物の第一条件。

“おしゃれ”や“センス”という言葉に惑わされず、「誰に、何を、どう伝えるか」という設計の意図を持つこと。

それが、成果につながる「伝える美しさ」です。

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