
1年で資料請求数を7倍に!小さな企業の集客をサポートする、シバサキカホです。
実際に問合せ数を増やしたOL時代の経験を元に、一人広報さんの支援をしています。
数字は見ている。
レポートも出している。
でも、「何が正解なのか」と聞かれると、どこか自信が持てない。
それっぽい数字を並べてはいるけれど、
「これで合ってるのかな?」
「本当に意味あるのかな?」
と、心のどこかで引っかかっている。
一人広報という立場だと、聞ける相手も少なく「分かっている前提」で話が進みがちですよね。
実はこれ、KPI初心者の“あるある”です。
KPIは、用語を知っているかどうかよりも、どう使うかがすべて。
👉 分からないのは当たり前
👉 KPIは評価のための数字じゃない
👉 仕事を進めやすくするための「道具」
まずは、迷わず仕事を進めるための考え方から、一緒に整理していきましょう。

数字が苦手でも大丈夫!私もそうだったので、安心してください🌸
最終的な成果そのものではなく、「今、ちゃんとゴールに向かって進めているか」を確認するための数字。
いわば、地図の途中にあるチェックポイントのようなものです。

大事なのは、ゴールとKPIは別物だということ。
- 売上を安定して伸ばしたい
- 事業としてきちんと利益を出したい
その途中に問い合わせを増やしたい・資料請求を増やしたい…という段階があるなら、「問い合わせ」はゴールではなくKPIになります。
この整理ができていないと、
「問い合わせが増えたのに、なぜか評価されない」
「数字は良いはずなのに、手応えがない」
というモヤモヤが生まれやすくなります。
👉 「何を最終的に叶えたいのか」
👉 「そのために、今どこを通過しているのか」
この順番を間違えると、KPIは何を置いても正解になりません。

KPIは、方向が合っているかを確認するための標識です。
- フォロワー数だけをKPIにしてしまう
- いいね数=成果だと思ってしまう
- その数字が「何の役に立つのか」自分でも説明できない

ここでの問題は、その数字と「目的」がつながっていないこと。
例えばフォロワーが増えても、そこから何が変わるのかが分からなければ次に取るべき行動も見えてきません。
KPIは「良かった・悪かった」で終わる数字ではなく、見たあとに“次どうする?”が決まる数字であることが大切です。
そこでKPIを選ぶときの基準は、できるだけシンプルに考えてみましょう。
| 自分でコントロールできるか | 外部要因だけに左右されないか |
| 見たあとに判断ができるか | 良ければ何を続けるか、悪ければ何を変えるか |
| 改善のヒントになるか | 行動につながる情報が得られるか |
KPIは「成果を証明するため」ではなく、「行動を決めるため」に置くもの。
そして、最初からたくさん置く必要はありません。
〜3個で十分です。
数を増やすほど管理が大変になり、結局「見なくなる」ことが一番もったいないです。

少なくても、ちゃんと使えるKPI。
スモールスタートが、初心者にとっていちばん良いスタートです。
もしKPIを考えるのが難しいと感じたら、最初は「なぜなぜ分析」を使うのがとても有効です。
やることはとてもシンプル。
「どうやって?」を何度か書き出すだけです。
例えば、こんなふうに考えてみます。
SNSを使って認知を広げる
投稿を継続して、フォロワー数を1か月で◯人増やす
・週に◯回投稿する
・反応の良かったテーマを増やす
・プロフィール導線を整える
ここまで分解すると「売上」という大きすぎる目標でも、自分の手で動かせる行動まで落ちてきましたね🌸
👉 KPIは、いきなり正解を当てにいかなくていい
👉 ゴールから逆算して、細かく分ければいい
「どうやって?」を繰り返すことで、自然と“今見るべき数字”と“まだ見なくていい数字”が整理されていきます。

数字が苦手な人ほど、いきなり数字を決めようとせず、まずは紙にこう書き出してみてください。
完璧じゃなくて大丈夫。
KPIは、考えながら育てていくものですから。
KPIは、一度決めたら終わりのものではありません。
むしろ、最初からピッタリ合うことの方が少ないと思っておいて大丈夫です。
そしてもうひとつ大切なのは、目的によって、見る数字も「待つ期間」も違うということ。
- 認知が目的なら
→ すぐに大きな数字が動かなくても、「覚えてもらっているか」という変化を見る - 興味の段階なら
→ 反応の質や、関わりの深さを見る - 行動が目的なら
→ 問い合わせや申し込みなど、「次の一歩」が起きているかを見る
同じ数字を見続ける必要はありません。
今の目的に合った数字を選べば大丈夫です。
数字を見ることで、「ダメだったかどうか」を判断するのではなく、「次はどっちに進めばいいか」が分かります。

もうひとつ、KPIを考えるときに最初は気をつけてほしいことがあります。
それは、あまりにも遠い未来をゴールにしないこと。
「5年後にこうなっていたい」
「将来的にはここまで成長したい」
こうした目標自体は、もちろん大切です。
でも、KPIを置く段階では、少し遠すぎます。
遠すぎるゴールは、今の行動とのつながりが見えにくくなってしまいます。
「で、今日は何を見ればいいんだっけ?」と迷いやすくなってしまうからです。

おすすめなのは、長くても1年後、最初は3か月後くらいまで。
これはダイエットとよく似ています。
「5年後に10kg痩せたい」と思っても、今日何をすればいいかは分かりませんよね。
でも、
「3か月後に−2kg」
「今月は間食を減らす」
と区切ると、行動がはっきりします。
KPIも同じです。
👉 遠い未来は“方向”として持つ
👉 KPIは“今から動ける距離”に置く
まずは「この3か月で、どこまで行けたらOKか」そこから始めてみてください。
短いスパンで見直せるKPIは失敗しても立て直しやすく、結果的に続けやすくなります。
本来のKPIは、成果の代わりに自分を責めるための数字ではありません。
- 今、どこに立っているのか
- ゴールの方向は合っているのか
- 次に何をすればいいのか
それを迷わず判断するための“確認作業”です。
最初から正解を当てにいかなくていい。
少なくていい。ズレたら直していい。

KPIは使って、見直して、育てていくことに意味があります。
まずは「この3か月で、どこまで行けたらOKか」
そこから、ひとつだけ数字を置いてみてください。

