気づけば“なんでも屋”になってる?広報が抱えやすい落とし穴とその背景

シバサキ
シバサキ

1年で資料請求数を7倍に!小さな企業の集客をサポートする、シバサキカホです。
実際に問合せ数を増やしたOL時代の経験を元に、一人広報さんの支援をしています。

「気づいたら、全部自分がやってる。」SNSの更新、デザイン修正、イベント準備、時には採用サポートまで。
気づけば、会社の“便利屋ポジション”になっていませんか?

シバサキ
シバサキ

広報は「社内で一番手が早くて、説明が上手い人」が任されやすいポジション。
だからこそ、頼まれごとが集まりやすい。

 

最初は「助けになれて嬉しい」と思っても、いつの間にか“発信の戦略”より“対応の作業”ばかりに時間が取られてしまう。

でも、それはあなたの努力が足りないからではありません。
そもそも広報という仕事が、「やることの線引き」が難しい職種だからです。

 

広報が“なんでも屋化”しやすい3つの理由

役割があいまい

広報の仕事は、営業のように数字で評価されるわけでもなく、経理のように明確な業務範囲があるわけでもありません。

会社によって“広報”の定義もバラバラ
  • SNS担当
  • 採用広報
  • 社内報やイベント運営
  • メディア対応や資料作成

と、部署をまたいで仕事が発生します。

シバサキ
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この「あいまいさ」が厄介なんですよね。

“誰の仕事か分からないこと”が発生すると、最終的に「広報にお願いしよう」と回ってくる。
その結果、広報=なんでも屋になりやすいんです。

 

断りづらい

広報は“人の想いを受け止める”ことが得意な人が多いからこそ、頼まれると断れない。

「せっかく頼ってもらえたし」「広報なら関係ありそうだし」と、本来の目的とズレていても引き受けてしまった経験、一度はあるのでは?

でも、断るって、勇気が要りますよね。
頼ってくれた気持ちを無下にしたくないし、「ここまではやるけど、ここから先は違う」と線を引くのも難しい。

けれど、広報が自分の時間と集中力を守ることは、“伝える力”そのものを守ることでもあります。

広報は、ただ手を動かす人ではなく、会社のメッセージを「どう伝えるか」を考える人。
引き受ける仕事を選ぶことも必要なことなんです。

 

成果が見えづらい

広報の仕事は、すぐに数字で結果が出ないものが多いですよね。
SNSの投稿も、記事制作も、リリース配信も、どれも成果が実感できるのは数週間から数ヶ月後。

その間、社内では「動いていないように見える時間」が続く。

シバサキ
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これが、広報のいちばんの苦しさでもあります。

「とりあえず今頼まれた仕事を片付けよう」と思ってしまうのは、“成果が見えにくい焦り”を埋めようとする自然な反応なのかもしれません。

でも、その結果どうなるかというと、「対応が早い」「頼めば何でもやってくれる」と評価され、いつの間にか何でも屋としての印象ばかりが残ってしまう。

本当は、広報は“発信の設計者”。
誰に、どんな印象を、どんな順番で届けるかを考える仕事です。

 

頼まれた仕事の前に一度だけ立ち止まってみて

もし今、タスクに追われて“広報らしい仕事”ができていないと感じていたら。
それは怠けているからではなく、まじめに頑張っている証拠です。

シバサキ
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まずは、目の前の仕事の中に“伝える意味”を取り戻してみてください。

「これは、何を伝えるための仕事だろう?」
「この依頼は、会社のどんな価値につながっている?」

誰のために、何を伝えるかを見失わなければ、どんなに小さな仕事も「戦略の一部」になるはず。
もしそれが見えない仕事なら、「誰かの仕事を代わってるだけ?」「“やらない選択”をしたら、どう変わるだろう?」という視点で、一度振り返ってみてください。

広報の本質は、“全部やること”じゃなく、“意味を選ぶこと”。
その選択こそが、あなたの発信をもう一度、本来の仕事に戻してくれます。

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