
1年で資料請求数を7倍に!小さな企業の集客をサポートする、シバサキカホです。
実際に問合せ数を増やしたOL時代の経験を元に、一人広報さんの支援をしています。
商品を売りたい、サービスを広めたい。
そう思ったとき、ふとこんな気持ちになることはありませんか。
「うちのサービス、悪くないと思うんだけどな」
「でも正直、似たような商品って世の中にたくさんあるよな…」
実際その感覚、かなり正しいです。
今はどんな分野でも、選択肢が多すぎる時代。
性能や価格だけで見れば、横並びの商品・サービスがいくつも存在します。
だからこそ、
「何を売るか」だけを頑張っても、選ばれにくくなっています。
- 誰に届けるのか
- 何を伝えるのか
- どうやって伝えるのか
この3つの組み合わせのどれか1つだけ良くしても、うまく噛み合いません。

この3つは、切り離せない“三位一体”なんです。
誰に向けた話なのかが曖昧だと、
何を伝えるべきかも、どう伝えるべきかも決まりません。
ここが整理できると、
「何を書けばいいか分からない」
「商品説明がぼやける」
という状態から、すっと抜け出せます。
商品やサービスを“ちゃんと選ばれる形”にするために、
誰に・何を・どうやってを順番に整理していきましょう。
全部を完璧にしなくて大丈夫。
まずは「ズレていたかもしれないポイント」に気づければ、それで十分です🌸
いちばん最初に決めたいのが、「誰に向けて書くか」です。
ここが曖昧なまま進むとどんなに正しいことを書いても、どんなに丁寧に説明しても、不思議なくらい刺さらなくなります。

よくあるのが、
「みんなに役立つ情報を出したい」という考え方。
でも実はこれ、一番伝わらない発信になりやすいんです。
みんなに向けた言葉は、誰の状況にもぴったり当てはまらない。
だから、読んだ人の頭の中で「ふーん」と止まってしまいます。
・広報担当者向け
・中小企業向け
・忙しい人向け
一見すると、ちゃんと絞れているように見えますよね。
でも、実はまだ広すぎる。
同じ「広報担当者」でも、
・ひとりで全部任されている人
・上司に急に数字を求められて困っている人
・更新したいけど、何から手をつけていいか分からない人
抱えている疲れ方も、悩みの深さも、まったく違います。

だからもう一段、具体化しましょう。
ここでやってほしいのは、
ターゲットを属性ではなく、生活で考えること。
- どんな立場で働いている?
- 一日はどんな流れ?
- どのタイミングで一番疲れている?
- 帰り道、どんなことを考えている?
そこまで想像できると、言葉の選び方が自然と変わってきます。
理想は、
文章を書きながらこう言えること。
「この文章は、
〇〇さんが、あの時間帯に、
スマホを見ながら読んでいる前提で書いている」
この状態になると、伝え方に迷いにくくなります。
- どこまで説明するか
- どの言葉を使うか
- どこで背中を押すか
すべての判断軸が、「〇〇さん」に集約されるからです。
誰に、が決まると、何を・どう伝えるかは、あとから自然についてきます。
まずはここ。
「この文章は、誰のためのものか」
胸を張って言える状態をつくるところから、始めましょう🌱
「誰に」を決めたら、
次にやるのは “何を伝えるか”を絞ること です。
ここで多くの一人広報さんが、ちょっと苦しくなります。
- せっかくなら全部伝えたい
- どれも大事な機能だから削れない
- 誤解されたくないから説明しておきたい

その気持ち、とてもよく分かります。
でも、ひとつ大事な前提があります。
👉 機能を全部言わなくていい
👉 強みを全部並べなくていい
なぜなら、
人は「全部わかったから」動くのではなく、
「これ、自分に関係ある」と思えたときに動くからです。
情報が多いほど、親切にしているつもりでも、
受け取る側はこう感じてしまいます。
- 結局、何が一番いいの?
- 私にはどこが関係あるの?
- ちゃんと読めば分かるんだろうけど…今じゃないかな
- 結果、「検討します」「また機会があるときに」で止まってしまう。
伝えるべき「何を」は、ひとつでOK。
この商品・サービスで、相手の何が軽くなるのかを丁寧に考えましょう。
それは、
時間かもしれない
判断の不安かもしれない
気を張り続けるストレスかもしれない
全部じゃなくていい。
一番軽くなるポイントを、ひとつでいいんです。
判断基準は、この1文に集約できるか。
「これがあると、あなたの〇〇が楽になります」

この1文が、
自信をもって言えるかどうか。
もし言えないなら、伝える「何を」がまだ絞りきれていないのかもしれません。
次は、この「ひとつに絞った何を」をどういう形で届けるか。
いよいよ「どのように」に進みましょう🌱
「誰に」「何を」が決まったあと、
最後に考えるのが 「どのように伝えるか」 です。
ここをしっかり固めないと、手段が目的になって、伝えたいことがズレやすくなります。
- 今はインスタが流行ってるから
- みんな動画やってるから
- とりあえずSNSはやらないと
よくあるのが、こんな考え方です。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
80代のおばあちゃん向けの商品なのに、
インスタ広告を出しても、ほとんど届きません。
逆に、
20代の女性向けなら、インスタはとても相性がいい。

つまり、「どのように」は
誰に決めたかによって、自然に変わるものなんです。
インスタを例にしてみましょう。
20代女性向けだからインスタ、
——ここまでは正解。
でも、本当の分かれ道はその先です。
👉 インスタ で、
👉 どんな受け取り方をされるか を考えられているか。
- 流し見される
- じっくり読まれない
- 理解より「感じる」が先
という前提があります。
だからインスタでやるべきなのは、
❌ 丁寧な全機能説明
❌ 正確すぎる専門用語
❌ 1投稿で全部伝えること
ではなくなってくるのが分かります。
- 一場面が浮かぶこと
- 「あるある」と思える感情
- 小さな幸せが一瞬で伝わること
「作業効率を50%改善します」よりも、
「今日もこれで、帰るのが少し早くなった」のほうが、スクロールは止まります。
「どのように」は、「どう説明するか」ではありません。
👉 相手は
👉 どんなタイミングで
👉 どんな気持ちで
👉 それを見るのか
寝る前にスマホを見ているのか?通勤中に流し見しているのか?でも状況は大きく変わりますよね。
仕事に追われて余裕がないのか、リラックスモードの休日なのか。

相手の状態に合わせて、受け取れる形に整える。
それが「どのように」です。
- 「誰に」で、相手を決める
- 「何を」で、伝える核をひとつに絞る
- 「どのように」で、相手の生活に合わせて形を変える
伝える力は、センスではありません。
相手の立場に立つ“設計”です。
ここまで来たら、
あとは「その人にとって、いちばん受け取りやすい形」を選んであげるだけですよ🌱