プレゼンの目的は「話すこと」じゃない!伝わる人が必ず意識している5つのゴール

シバサキ
シバサキ

1年で資料請求数を7倍に!小さな企業の集客をサポートする、シバサキカホです。
実際に問合せ数を増やしたOL時代の経験を元に、一人広報さんの支援をしています。

資料はちゃんと作った。
数字も整理したし、伝えたいことも網羅した。
説明も、決して雑ではなかったはず。

それなのに──
会議の空気は静かで、「で、どうする?」という話には進まない。反対もされないけれど、決まりもしない。

そんな経験をしたことはありませんか?

シバサキ
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このとき起きているのは、スキル不足でも、準備不足でもありません。

 

多くの場合、原因はプレゼンの「流れ」が曖昧なことです。
プレゼンには流れと役割があります。

プレゼンの本来の役割は、相手の状態を変えること

興味を持ってもらうのか。
納得してもらうのか。
決断しやすくするのか。
それとも、行動につなげたいのか。

シバサキ
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ここが定まらないまま話してしまうと、どれだけ内容が良くても、「いい話だった」で終わってしまいます。

今回はプレゼンが通る人たちが必ず意識している5つの流れを、一人広報目線で整理していきます。

 

プレゼンには「5つの流れ」がある

プレゼンというと、
「ちゃんと説明すること」
「全部理解してもらうこと」
を目標にしてしまいがちです。

シバサキ
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でも実際は、プレゼンにはいくつかの役割があります。
すべてを一度にやろうとするほど、メッセージはぼやけてしまいます。

代表的なプレゼンの役割
  1. 興味の喚起
  2. 説得
  3. 納得感の醸成
  4. 意思決定の支援
  5. 行動の喚起

それぞれは、相手に求める「状態の変化」が違います。

「ちょっと聞いてみよう」と思ってもらうのか。
「理屈として理解してもらう」のか。
「腑に落ちた」と感じてもらうのか。
「決めやすい状態」にするのか。
「実際に動いてもらう」のか。

これらを一つのプレゼンで全部狙うと、どこにも強く刺さらない内容に…。

シバサキ
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だからまず大事なのは、今回は、どこまで行きたいのかを決めること。

  • 今日は興味を持ってもらえれば十分
  • 今回は判断材料を整理する回
  • ここで行動までつなげたい

そう割り切るだけで、資料の構成も、話す内容も、ぐっと整理しやすくなります。

 

① 興味の喚起

「聞く価値がある」と思ってもらう

プレゼンの最初の役割は、全部を説明することではありません。

まず必要なのは、
「これは自分に関係がありそう」
「少し聞いてみよう」
と思ってもらうこと。

シバサキ
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つまり、興味の喚起です。

人は内容を理解する前に、「聞くかどうか」を決めています。
だからこそ、最初の数分が勝負。

ここで興味を持ってもらえなければ、その後にどれだけ丁寧な説明をしても頭に入っていきません。

この段階で必要なのは、完璧な説明や細かい数字ではありません。

  • 今、何が問題なのか
  • なぜそれが無視できないのか
  • それが相手にどう関係するのか

こうした課題提起や、少しの意外性。
そして相手視点の切り口が重要です。

例えば
「これから説明します」ではなく、
「実はここ、今のやり方だと損しています」
と言われたほうが、思わず耳を傾けたくなりますよね。

シバサキ
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完璧より、「気になる」。
興味の喚起では、すべてを分からせる必要はありません。

むしろ、少し分からないくらいでちょうどいい。

「続きが気になる」
「もう少し聞いてみたい」
そう思ってもらえれば成功です。

まずは、聞く姿勢をつくること。それが興味の喚起のゴールです。

 

② 説得

「なるほど」と頭で理解してもらう

興味を持ってもらえた次に必要なのが、説得です。

説得というと、
「相手を言い負かす」
「強く主張する」
そんなイメージを持たれがちですが、プレゼンにおける説得はまったく違います。

シバサキ
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目指すのは、相手に「なるほど」と頭で理解してもらうこと。

説得に必要なのは、感情より構造

この段階で大切なのは感情的な熱量ではなく、根拠・データ・ロジックです。

  • なぜそう言えるのか
  • どうしてその結論に至るのか
  • 他の選択肢と比べて何が違うのか

これを、筋道立てて説明していく。

相手が「そう考えるのも自然だな」と理解できる構造をつくることが、説得につながります。

反論されにくい設計を意識する

説得が弱くなる原因のひとつが、「突っ込まれたら崩れる構成」です。

  • 数字の出どころが不明確。
  • 前提条件が説明されていない。
  • 都合の悪い点に触れていない。

こうした状態だと、内容以前に不安が残ってしまいます。

だからこそ、
・根拠は明確に
・前提は先に共有
・想定される反論にはあらかじめ触れる

シバサキ
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相手が自分で「この結論が妥当だ」と思える状態をつくる。
それが、プレゼンにおける説得の役割です。

 

③ 納得感の醸成

「分かるし、腑に落ちた」と感じてもらう

説得で「理屈としては理解した」状態になっても、それだけでは、まだ決断には至りません。

  • 頭では分かっている。
  • でも、どこか引っかかる。
  • 少し不安が残っている。
シバサキ
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そんな状態のままでは、人はなかなか動けないのです。

そこで必要になるのが、納得感の醸成。

相手の立場や懸念に触れる

納得感を高めるために欠かせないのが、相手の立場に立つこと。

  • 現場は本当に回るのか
  • リスクはないのか
  • 失敗したときの影響は?

こうした不安や懸念に、あえて先回りして触れます。

「そこ、気になりますよね」と言語化してもらえるだけで、相手は「分かってくれている」と感じます。

一度「迷い」を言葉にする納得感は、結論を一方的に押し出すだけでは生まれません。
一度、「本当は迷うポイント」を認める。・迷う理由
・不安になる要素
・決めきれない気持ち
それを共有したうえで「それでも今回はこう考えました」と結論に向かう。
シバサキ
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このプロセスがあると、結論がぐっと受け入れやすくなります。

結果だけを提示されるよりも、「どう考えてそこに至ったのか」が見える方が人は納得しやすくなります。
結論に至る思考の流れを共有すること。

それが、「理解」から「腑に落ちる」への橋渡しになります。

正しいかどうかだけでは、人は動きません。
納得できたときに、はじめて決断ができるのです。

 

④ 意思決定の支援

「判断しやすい状態」をつくる

プレゼンの場で、「検討します」「一度持ち帰ります」と言われると、少しがっかりしますよね。

シバサキ
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でも実はそれ、相手が決めたくないのではなく、決められない状態にあることがほとんどです。

そこで必要になるのが、意思決定の支援です。

選択肢を整理する

人は、選択肢が多すぎると判断できません。

  • 案A
  • 案B
  • 現状維持

など、考えられる選択肢を整理して並べるだけでも、判断のハードルはぐっと下がります。

意思決定を難しくするのは、「見えていないリスク」です。

シバサキ
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だからこそ、良い点だけでなくデメリットや注意点もあらかじめ示しましょう。

・ここは強み
・ここは懸念点
・ただし、こう対策できる
そう整理されていると、相手は安心して判断できます。

もうひとつ大切なのが、何を基準に決めればいいのかを示すこと。

・コスト重視なのか
・スピード優先なのか
・将来性を見るのか
判断軸が共有されていないと、話はいつまでも噛み合いません。

意思決定の支援とは、結論を押しつけることではありません。
相手が
「これなら判断できる」
と思える状態を整えること。

それが、プレゼンにおけるこの目的です。

 

⑤ 行動の喚起

「じゃあ、次どうする?」を明確にする

どれだけ理解されても、
どれだけ納得してもらえても、
行動が起きなければ、プレゼンは完了ではありません。

シバサキ
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最後に必要なのが、行動の喚起です。
ここで曖昧になってしまうと、「いい話だった」で終わってしまいます。

具体的な「次の一歩」を示す

行動を促すときに大切なのは、抽象的な言葉を使わないこと。

  • 検討する
  • 前向きに進める
  • 様子を見る

これでは、人は動けません。
代わりに必要なのは、具体的な次の一歩です。

シバサキ
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・◯日までに判断する
・まずはこの案で進める
・この資料を共有する など。

 

期限・担当・方法を明確にする

行動が起きない理由の多くは、「誰が」「いつ」「どうやって」が決まっていないこと。

だからこそ、
・期限
・担当
・進め方
をセットで示します。

 

行動しない理由を残さない

「忙しいから」「後でやろう」は、行動を止める典型的な理由。

それを見越して、
・時間はどれくらいかかるか
・負担はどの程度か
・リスクはどう管理するか
まで示しておくと、行動が現実的になります。

 

行動が起きなければ、プレゼンは未完了

プレゼンのゴールは、話すことでも、理解してもらうことでもありません。
相手が一歩、動くこと。

そこまで設計できて、はじめてプレゼンは「通った」と言えます。

 

まとめ:プレゼンは「話す力」より「設計力」

プレゼンが通るかどうかは、話し方の上手さや、資料の見た目だけで決まるものではありません。

本当に差が出るのは、目的がどれだけ明確か。

プレゼンの質は、話す力よりも「どこまで相手を動かしたいか」を決められているかで決まります。

・興味を持ってもらいたいのか
・納得してもらいたいのか
・判断しやすくしたいのか
・行動につなげたいのか

このゴール設定がはっきりしていれば、構成も、伝え方も、自然と整います。

相手の状態の変化をゴールに据えたとき、プレゼンはただの説明から“通るコミュニケーション”に変わります。

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