
1年で資料請求数を7倍に!小さな企業の集客をサポートする、シバサキカホです。
実際に問合せ数を増やしたOL時代の経験を元に、一人広報さんの支援をしています。
以前の記事で、「商品が広がる順番」についてお話ししました。
イノベーターから始まり、マジョリティへと広がっていく流れ。

用語の意味から整理したい方は、
前回の記事で全体像を解説していますので、ぜひご覧ください。
実は、私はイノベーター(革新者)タイプの人間です。
- 新しいものが大好き。
- 誰も持っていないものに惹かれる。
- 例えば私はかわいいなと思ったら海外通販キーホルダーを買うし、周りに馬鹿にされても使い続けていました。
「楽しそう!」と思ったら、思わず参加しちゃう。
「気になる!」と思ったら、とりあえず買ってみる。
行動派だねと言われると同時に、「怖くないの?」って時々聞かれます。

失敗? あまり怖がりません。
むしろ、失敗も経験や話すネタになると思ってます。
こういう人、あなたの周りにもいませんか?
実は、この「イノベーター2.5%」に商品を売ることができれば、その商品は広がる可能性が高いんです。
今日は、イノベーターの私が、イノベーターの心を掴む方法をお話しします🌸
まず、イノベーターの特徴をおさらいしましょう。
- 新しいものが大好き誰も持っていないものに価値を感じる
- リスクを恐れない失敗しても「経験になった」と前向き
- 情報収集が得意SNS、海外サイト、マニアックな情報源をチェックしている
- 周りの評価は気にしない「みんな持ってる」より「誰も持ってない」が重要
- 好奇心旺盛「楽しそう!」と思ったら、すぐ飛びつく
- 早さ重視「誰よりも早く手に入れたい」という欲求が強い
この人たちは、商品が広がるための「最初の火種」です。

この特徴、実はわりと自分でも心当たりがあります。
友達と旅行に行くとき、気がつけば“情報収集担当”になっていることが多いんです。
「ここ行ってみない?」「このお店、面白そう!」と、提案している。
仕事柄というのもありますが、定番よりも“まだあまり知られていないお店”を探すのが好き。
ついでに言うと、雑誌に載っている有名店よりも、インスタでたまたま見つけた小さなお店や、Googleマップのような偶然性が高い場所で見つけた隠れ家的なお店に惹かれます。
そして情報源はひとつじゃありません。
Instagram、TikTok、食べログ、Googleマップ、時には海外インフルエンサーさんが紹介する、日本人の来訪が少ないインバウンド向けのお店まで。
自分では意識していませんでしたが、
こういう動き方、まさにイノベーターそのものなんですよね。
イノベーターが商品を買う理由は、とてもシンプルです。
私自身が“まんまと買ってきた側”なので、そのリアルも含めて解説します🌸
「これ、新しい!見たことない!」
そう感じた瞬間、心がむくむく動き出します。

未知のものに出会うと、自然と知りたくなる。
試したくなる。
品質や価格をまったく見ないわけではありません。
ただ、他人の評価よりも、自分の基準が優先されます。
インフルエンサーのおすすめがなくてもいい。
レビューが少なくても構わない。
写真や説明を見て、「これはアリだな」と自分の中で納得できれば、買います。
イノベーターにとって大事なのは、“新しいかどうか”。その新しさの中に“自分が面白いと思えるポイントがあるか”なのです。

なので、新しい=なんでも買うのかと言えばそうではなく……。
「世界初」「日本初上陸」「限定」こういう言葉には確かに弱いけど、「面白いと思えるポイント」が大切です。
例えばスタバの新作、私は毎回必ず試すタイプではないです。
むしろ飲み物に対してのこだわりはそこまで強くないので、スルーすることの方が多い。
でも。
「白桃フラペチーノ」とか、“これは絶対気になる!”というものが出たときは、ほぼ確実に買います。
しかも発売日に。笑
私の中で何かが引っかかると、一気に購買スイッチが入るんです。
イノベーターは、「誰も持っていない」ものが好き。
みんなが持ってるものより、誰も知らないものの方が魅力的にうつります。

イノベーターにも色々あると思いますが…。
私個人で言えば、“誰かとかぶる”のが、ちょっと苦手なんです。
「それ、どこで買ったの?」と聞かれることが、嬉しい。
「私が最初!」という優越感がほしい。
そんなイノベーターのタイプもいると思うのでここは一概には言えませんが、例えば、お気に入りで買った洋服。
ある日、街で知らない人が同じワンピースを着ているのを見つけたら。
その瞬間、なんとも言えない気まずさを感じませんか?

それで気に入ってたワンピースを破棄したこと、実際私もあります……。
お気に入りの気持ちが変わるわけじゃない。
でも、“特別だった感覚”が薄れてしまう。
私は、たぶん人より少しだけ、“かぶること”に敏感なんだと思います。
もちろん何でもかんでもじゃない。
日用品や消耗品にまで特別さは求めません。笑
でも、
自分なりに調べて、悩んで、
「これだ」と思って選んだもの。
お気に入りのものたちはいずれもそういう「こだわりの逸品」。
人よりたくさん買う。
人より早く買う。
でも、ずっと手元に残るのは“本当に気に入ったもの”だけ。
その“残ったもの”って、時間もお金も、気持ちもかけて選んだいわば「選抜メンバー」なんですよね。
そういうものを、街で知らない人が同じように着ているのを見ると、心がざわっとする。
自慢したいわけじゃない。
優越感がほしいわけでもない。
ただ、自分の選択に宿っていた“個人的な温度”が、少し薄まった気がする。
たくさん買うからこそ、最後まで残ったものは「自分の核」に近い。
こだわって選ぶものほど、自分軸が強くなる。
だからこそ、そこは共有したくない。
それが、イノベーターの感覚なのかもしれません。
イノベーターは、「合理的だから」だけでは動きません。
「なんか面白そう」「ちょっと体験してみたい」
その小さなワクワクに、すぐ反応します。
- 新しいイベント
- 面白そうなキャンペーン
- 珍しい体験
理屈より先に、心が動く。
イベントでも、
新サービスでも、
正直まだ中身が全部わからなくても、「楽しそう」という空気があるだけで、一歩踏み出してしまう。

失敗するかもしれない。
でも、体験しない方がもったいない。
この“体験欲”が、イノベーターの強い推進力です。
たとえば、2025年に日本中が沸いた大阪万博。
当時関西在住ではなかったのに、もちろん足を運びました。
しかも、1回じゃありません。
4回。それも「どんなパビリオンがあるか」すら分かっていない段階で販売されていた、超早期購入チケットで買ったほどの気合の入りようです。
パビリオンももちろん楽しみでした。
でも、私が一番ワクワクしていたのは——異国の料理。

「これ、何が入ってるんだろう?」
正直、説明を聞いてもどれもこれもよく分からない。
でも、写真を見て
「楽しそう!」
「見たことない!」
そう思った瞬間、もう止まりません。
迷わず並ぶ。
迷わず買う。
味の保証?
レビュー?
正直、いりません。
自分の中の「面白そうセンサー」が反応したら、試してみたくて止まらない。
特にお気に入りだったのが、チェコパビリオンのクネドリーキ。

正直、名前を聞いても「何それ?」状態ですよね。
安心してください、写真を見ても割と「何これ?」です。
見た目は、ちょっともっちりした肉まんみたい。
甘いのかしょっぱいのかも分からない。
しかも赤紫の、これまた何かよく分からないソースがかかってるし。
それでも、「知らない味に出会える!」
その期待やワクワク感のほうが、リスクよりずっと大きい。
これで少し分かっていただけたかもしれませんね。
イノベーターは、“正解”を買っているのではなく、“体験”を買っているのです。
「もし失敗したらどうしよう」
「買って後悔したらどうしよう」
多くの人が、新しいものを前にすると、まずここを考えますよね。
でも、イノベーターは少し違います。
失敗しても、経験になる。
失敗しても、話のネタになる。
だから行動が早い。

実際、「失敗した面白い話して」と言われたら、いくらでも出てきます。笑
今でこそネット通販で服や靴を買うのは当たり前になりましたが、何年も前はまだ抵抗感を持っている人も多かった時代。
通販=書籍を買うためのもの。一般的にはそんな時代だった頃から、私は海外通販を含めて衣類を買っていました。
ある日、海外サイトで一目惚れした靴がありました。
キラキラのシルバーカラー。
めちゃくちゃかっこいい。
迷わずぽちりました。

数週間かけて、はるばる海を越えて届いたその箱。
箱がやけに小さいから、あれ?っと思ったんです。
わくわくしながら開封すると——
出てきたのは、お人形さん用のちいさな靴。
……え?
思わず目が点になりました。
当時は今みたいに自動翻訳も充実していなくて、自分で翻訳しながら買っていた時代。
色んなサイトを見ているうちに、知らない間にドール愛好家向けサイトを見ていたらしいのです。
靴なのにサイズ選択欄がなかった理由、そこで理解しました。

知ってました?
ドール用の靴って、ちゃんとしたものは人間の靴と同じくらいお値段が高いんですよ。
私はこの一件で知りました笑
お値段が高い分、とても精巧につくられてる。
ビッグライトがあれば履けたのになぁ。
これ、普通なら
「やっぱり海外通販は怖い」
「もうネットで買うのやめよう」
となるかもしれません。

そんな時でもイノベーターはめげません。笑
「やらかしたな〜」
「これは鉄板の失敗エピソードだな」
そう思っただけ。
そして、懲りずにまた通販で買います。
なぜか?
失敗の痛みより、“新しいものに出会うワクワク”の方が大きいから。
- 多少のリスクは許容できる
- 情報が完璧でなくても動ける
- 未知の体験に飛び込める
イノベーターは全体の2.5%。
その数字だけを聞くと、少ないなぁと最初に思ったことでしょう。
ただ、この“動ける人”が最初の2.5%…と聞けば、少しは数字に対する想いも変わったのではないでしょうか。
そしてこの人たちが買うから、商品は広がるきっかけを持つのです。
イノベーターは、理屈で動いているようで、実はとてもシンプルです。
- 「え、なにそれ?」
- 「見たことない!」
- 「ちょっと試してみたい!」
この“むくむく”を刺激できるかどうか。
新しさを見せて、
限定を匂わせて、
楽しさを感じさせて、
そしてちゃんと語れるだけの裏側も用意しておく。

それが揃っていたら、イノベーターは勝手に動きます。
そしてその2.5%が、
やがて市場を動かしていくのです🌸